水俣セミナー 石牟礼道子追悼


水俣病事件からの問いかけが、公害や環境問題の域に留まらなかったのは、『苦海浄土』をはじめとする故人の著書があったからであることは明らかです。これまで112回を数える「水俣セミナー」は、今年2月10日、彼岸に渡った故人を偲んで、3つの角度からその「人と仕事」に迫ります。

ことば
2018年10月9日(火)
伊藤比呂美講演会「石牟礼さんとわたし」
70年代末、新しい皮膚感覚で性や生殖を言葉にした講師は、若い女性から最も支持される詩人となり、85年『良いおっぱい悪いおっぱい』でエッセイストとしても名を馳せます。そんな講師は今世紀に入って故人をたびたび訪ねるようになり、その影響は代表作『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』に見られるとも言われます。さらに2014年以降は毎年「石牟礼道子大学」を開いて作家たちを集めてきました。言葉という道を同じくする者として故人を慕った講師による回想。

ひ  と
2018年11月14日(水)
米本浩二講演会「道子さんの創造と闘争」
去る4月15日開催の故人を送る催しで、あろうことか笑いを取った講師は、毎日新聞西部本社の文化部記者。故人を紹介する隔週大連載(現在も継続中)執筆のため、2014年より毎週取材。その上、介護の一部も担うようになりました。そんな信頼関係に裏付けられた好評連載をもとに昨年出版された『評伝 石牟礼道子―渚に立つひと』は、読売文学賞を受賞。最晩年の日常にまで入り得た講師が語る人となり。

ねがい
2018年12月12日(水)
実川悠太講演会「花を手向けられたのは誰か」
水俣病をめぐる言説の深化と拡がりを見ると、これはもはや一つの思想分野と言い得るのではないか―。そんな指摘がなされて40年ほど経ちますが、その「思想分野」の中心に在り続けたのが故人でした。被害民同様、不知火海に生まれ、最期までともにあろうとした者の眼に写る現代社会は、どのような姿か。生涯を懸けて表現しようと努めたこと、抱き続けた思いは何か。このセミナーを主催するNPO法人の代表が愛惜の故人をお話します。

案内チラシはこちら
時間 午後7時開会〜9時終了(30分前開場)
会場






常円寺 祖師堂講堂(地下1階)
東京都新宿区西新宿7-12  >地図はこちら
TEL  03-3371-1797
地下鉄大江戸線「新宿西口」駅より徒歩4分
西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩5分
地下鉄丸ノ内線「新宿」駅より徒歩6分
JR・小田急・京王線「新宿」駅西口より徒歩7分
参加費 1000円
申込み 事前の申込みは不要です。当日会場に直接お越しください。
問合せ
水俣フォーラム
TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052

終了後、近くの飲食店で講師を囲んで交流会を行います(参加費自己負担)。よろしければご参加ください。


トップページへ