参加者募集 水俣病読書会・シーズン5 後藤孝典『沈黙と爆発』 


水俣病事件についての認識を深め、自分自身や社会のあり方を考えようとするとき、読書はきわめて有効な方法です。そこで水俣フォーラムでは、2008年から水俣病の名著をテキストに読書会を開催してきましたが、いずれのシーズンも世代や職業が異なる参加者が集い、好評のうちに終了しました。その第5シーズンの開催です。ぜひご参加下さい。


テキスト:
『沈黙と爆発 ドキュメント水俣病事件 1873〜1995』 後藤孝典
集英社


様々な類型の裁判が多数存在するのは水俣病事件の特徴でもあるが、その多くは患者運動リーダーである川本輝夫の依頼を受けた著者によって行われた。弁護士である著者が改めて調べ上げ書き下ろした本書は、出版当時から「この複雑な事件史全体の極めて秀逸なエッセンスでありながら、読みやすく問題意識が新鮮」と高く評価されている。
1995年刊。

「この事件は日本人が共有すべき財産だ」―後藤孝典
九州熊本県の水俣という片田舎に、アジアとヨーロッパが隣り合わせ、中世と近代が同居していた。その上に圧縮された戦後日本の駆足が重なった。その軋轢の狭間で、被害者たちは沈黙を強いられ、そして爆発した。本書は、その沈黙と爆発の物語である水俣病事件を通しての、日本の近代化と戦後日本史への招待である。


【著者プロフィール】
弁護士。1938年名古屋市生まれ。65年名古屋大学法学部を卒業。69年初めて水俣を訪れ、以後、患者支援とチッソ追及の運動を開始。いわゆる「一株運動」を考案し、70年、被害者による加害企業の株主総会乗り込みを実現。水俣病に関する様々な訴訟を提訴して、水俣病自主交渉川本裁判における77年東京高裁の「公訴権濫用による公訴棄却判決」を引き出すなど、薬害や公安事件などでも常に“民”の側に立って、多くの新判例を獲得している。さらに70〜90年代にかけて活字メディアにも頻繁に登場して、法による支配の可能性と限界に関連して平易に述べている。90年代には、テレビ朝日系列「ニュースステーション」の専門コメンテーターもつとめた。著書に、日本評論社『現代損害賠償論』、有斐閣『クスリの犯罪』、訳書に勁草書房『日本警察の生態学』など


案内チラシ水俣病読書会『沈黙と爆発』
日時 2014年1月15日〜3月26日の毎週水曜日(全11回) 19:00〜21:00
会場 JR高田馬場駅近くの公共施設
方法 ・参加者全員で全ページを振り分け、担当者を決めます。
・担当者は事前にわかりにくい言葉などを調べておきます。
・当日は担当者が朗読し、その後他の参加者からの質問に答えます。
・毎回、数人の朗読とコメント、質疑応答で進みます。
・初回は自己紹介、最終回は読後感想を参加者全員にお願いします。
進  行 実川悠太(水俣フォーラム事務局)
募集人数 24人(最少催行人数12人)
応募締切 募集人数が集まり次第締め切ります。
申込方法 お電話で仮予約をお受けします。
その後7日以内に代金をお振り込みください。これをもって参加申込とします。
郵便振替:00120-4-398614/加入者名:水俣フォーラム
参 加 費 6000円
その他 ・テキストは出版社品切れですので、水俣フォーラムにご注文下さい。
・食べ物の持込みは自由です。飲み物は各種準備します。
問合せ 水俣フォーラム TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052


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